前回の記事で、大きさ3.2cmなんて、卵巣嚢腫をご存知の方なら「なんだ、それくらい全然小さいじゃん」とお思いになったのではないでしょうか。
私も"不妊の原因になり得る"という医師andネット情報はさすがに凹みましたが、日々自体は普通に何事もなく過ごしておりました。
なのに。
突然の激痛!
ちょうど旦那の実家に行っていた時でした。この日のことは忘れもしません。
正午
談笑している最中に下腹部がキューーッと痛くなり始めました。便秘のような、子宮のあたりをグーで押され続けてるような、そんな感じ。
それでもラーメンを食べに行っちゃう私。(しかも完食) 痛みより食欲。
13時
痛い。生理痛がひどい時みたいな感じ。「寝てたら治るっしょ」と、とりあえず横になる。
が、しかし。
痛いのなんのって。
それはまるで誰かに子宮を握りつぶされるような感覚でした。
痛み止めのカロナールが全く効きませんでした。というか、効いててあれなら、恐ろしい。
15時
なんとなく体温を測ってみたら37.8°。
さらにトイレに行こうとすると、痛くて前傾姿勢な上に、なぜか歩く振動が下腹部に響いて激痛。さあ困ったぞ。
16時
もう無理だ。旦那にSOS!
でも最初に駆けつけてくれたの義母!一番頼りになるぅ…と心の中ではホッとして泣き出す。
それから旦那方ファミリー総動員で病院をめぐり歩くことになるのです。
なぜならこのご時勢、検温必須、熱があるなんてわかった時には…受け付けてもらえないわなそりゃ。
ていうかこの痛み子宮なのかな…他に腸とか別だったりしない?と半分疑問に思いつつ、やっと診てもらえる婦人科へ。その頃にはすり足でしか歩けないくらい痛くて。
「下腹部の真ん中が痛いと訴えていたけど、左にある卵巣嚢腫のところが痛いんだね。大きさは3.8cmくらい。おそらくこれが捻れかけた痛みでは…?わかんないけどね。」
というのが診断結果。とにかく帰ってかかりつけに行けと。それから約350km、車で高速乗って、休み休み5時間かけて帰りましたとさ。
もちろん翌日、かかりつけのレディースクリニックに行きましたよ。
すると院長先生登場。「あー、大きさはそんなにかもしれないけど、これは痛そうだなぁ…取っちゃった方が良いんじゃないかな。紹介状書くね!」と、総合病院を紹介されました。
次回、
紹介された先での人生初MRI検査、結果、究極の治療方針について綴ります…!