ラブラドールと車と娘と。

34歳夫婦+1頭+1人の日常

こんな時、どうやって愛犬を守りますか?

 

事件が起きました。犬を飼っている方、誰しもが他人事ではないような出来事なのでシェアします。

 

実はまだ1歳の我が愛犬ラブラドール  、ドッグランで楽しげに走っていただけなのに耳の内側をザックリパックリ切ってしまい、緊急手術で15針縫ってきました。

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まだ治っておりませんので現在進行形のお話。あーこのままトラブルなく治って欲しい…あぁ…

 

と、いうわけで

この2点について、ノンフィクションと共にお話させてください。犬を飼おうとしている方、飼っている方、そしで犬を飼っていて引越し予定のある方、皆さんいざという時に備えてください!

 

ケガの原因

犬を飼っている方なら、まず「噛まれたの?」と思いませんでしたか?違ったんですよ。うちの愛犬はドッグランでご機嫌に走っていただけで、キャンと鳴いたりもしていないし、そもそも他の子たちと取っ組み合いになんてなってない。「なんか耳が変なのぉ〜!」とでも言いたげに私の元に駆け寄ってきたので、かゆいのか?と思ったくらいです。その後出血に気づいた瞬間は、咄嗟にまず噛まれ傷や引っ掻き傷を探しました。

 

でも、噛まれたんじゃないなら何?ってところなんですけど、

おそらく木の枝針金のような鋭利なものでスパーン‼︎と耳の穴から耳先にかけて一直線に切れたって感じ。とてもじゃないけど患部の写真は公開できるレベルにないので言葉だけでお察しください…。

「おそらく」というのは、とにかくすぐ動物病院に行くことが先決でしたので確認ができていないんです、すみません。ただ、2カ所の動物病院に診せましたが、どちらも犬の爪や歯でこうなるとは考えられない、と共通の見解でした。

 

新芽の季節、木の枝が伸びていてもおかしくありません。

また、事件の起きたドッグランは公園の無料施設で誰でも出入り出来るので、悪意ある人が鋭利な何かをこっそり置いていてもおかしくありません。(無料開放してくれてるのは、めちゃくちゃ助かっているのであまり考えたくない説ですが)

悪意じゃなくても、とがった針金がたまたま飛び出ていたかもしれません。

 

とにかく、"たまたま" "運悪く"うちの愛犬はケガをしました。こうしたことは誰にでも起こり得ますよね。小型犬の子ならもっともっと大怪我になっていたことでしょう。

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(早く治して、またいっぱい遊ぼうね)

 

新芽の季節、木の枝には気をつけましょう。無料ドッグランは避けるのも一つですね。でもどんなドッグランでも危険なものがないかよくチェックしながら利用しましょう。

 

…なんてことはいくらでも言えますけど、思いもしないところでケガしたり、事件なんて起きてしまうもの。お散歩中に悪意ある人による毒団子食べちゃった、とか、悪意なくても公園整備で除草剤撒かれててその葉っぱを犬が食べちゃった、とかね。考えたらキリない。(もちろん気をつけることは必要ですよ?) でも車の事故と同じ。起きたらどうするか、も備えておきましょ。

 

 

いざという時の動物病院

さて、血だらけの愛犬を見てからの流れ。

動物病院に電話(急患予約)→旦那に連絡し2人体制で病院に行く→診察、緊急オペ

※その場に旦那もいるので2人とも同意の上で預けました

 

私はまずは動物病院に電話するわけですが…

どこの動物病院に電話するか問題

基本的にはかつて勤めていた動物病院に診てもらっているのですが、この日は休診日。知っている仲だからって電話したりはしませんよ。獣医さんも休みの日は休みなんです。ただこれについてはまた別に書きましょうかね。

で、こんな時にもう一つ、行ったことはなかったけれど日頃からよく前を通り、口コミもチェックしていて、一度は診てもらおうと思っていた病院がありました。気になっていたところだったから、ピンチな状況でも即思いついて電話。すぐに対応してもらえて本当に助かりました…!

今回の私のように、休診日だったり、学会への出席だったりで「いつもの動物病院」に診てもらえないことはよく起こります

 

必ず何カ所か当てに出来る病院を持つことが飼い主として愛犬を守る自己防衛。あ、休診日が違う病院でね。

ちなみに今回うちの愛犬の耳は、病院を選ぶ余裕などない「待ったなし」の状態でした。なので結果的には良いところで助かったものの、実際に行ったことのない病院で手術をお願いするというのは一抹の不安が正直ありました。本来であれば、ワクチンなどの予防系で良いので下見?をしに行っておけると安心ですね。

 

平穏な日常が続くのに越したことはありません。でも、何かが起きた時、犬自身にはどうすることもできませんその命を守れるのは私たち飼い主です。そして、そのための決断を、ある日突然迫られることだってある、ということを身をもって経験した事件でした。