犬と一緒に「生きる」を選んだ あおいのブログ

人生を共にする喜びを届けたい

獣医さんがすごすぎる

こんにちは、夫と黒ラブと3歳児と暮らす元動物病院トリマーのaoiです。

 

犬の飼い主として、そして動物病院で勤務してみて思うのが、

 

獣医さんてやばいってこと。

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何がって?

 

オールラウンダーすぎるんです。

 

 

私獣医さんがここまで色々と網羅しているなんて知らなかったんです。

 

だから正直、動物病院で請求される金額って毎回「高っっ!!」て思ってました。

 

今も高いとは思っているんですけど(お財布には優しくない)、

 

金額自体は別にぼったくりとかではなくて

 

むしろあれだけの知識や経験と業務量?とって考えたら安いくらいだと思うようになりました。

 

 

どういうことかっていうとね…

 

 

①診療科目がオールラウンド

人って、病院に行くとなったら多くの場合は「何科に行けばいいのかな?」ってなりますよね。

 

一方、ペットを連れて行くとなったら「動物病院に連れて行こう」の一択なんですよ。

 

もちろん、最近はちらほらと人も”総合診療科”がある病院があったり、逆に動物でも”眼科”などの専門病院もありますけれども。

 

 

獣医さんて、内科、皮膚科、外科、眼科、産婦人科などなど、なんでも診てくれるんですよ。

 

しかも症状を言葉で話せない動物を相手に

 

飼い主さんの話と動物の様子から、何の検査が必要で、そこから何の病気が考えられて、どんな治療が必要なのかを判断しなければならないんです。

 

さらにもう一つ言ってしまうと、人のお医者さんも同じだと思いますが、

 

飼い主さんがどんなことを望んでいるのかも汲まなければならないんです。

 

たとえば、細かく検査してほしいような方か、逆に必要最低限のことだけしてほしいような方か、とか。

 

どんな検査も費用が発生しますし、その費用を負担する飼い主さんの希望を汲みつつ、きちんと動物のピンチを救わなければならない。

 

すごすぎるわ。

 

 

②扱う生き物もオールラウンド

これはもう、字のまんま。

 

犬猫病院、エキゾチック(トカゲちゃんとか)病院とかありますけど、

 

それにしたって「犬」と「猫」、「トカゲ」や「うさぎ」など、1種類だけの生き物を診る病院の方が少ないんです。

 

人間っていう単一の生き物でさえ、まだまだ分からないことも多いと言われ、

 

病気も治療法も様々に存在するっていうのに、生き物の垣根を超えちゃうんですから、

 

もうすごいとしか言いようがない。

 

 

③医療・看護・爪切りまでオールラウンド

開業医の先生なんかがそうなんですけど、病院併設の自宅に住んでる獣医さんって割といますよね。

 

病気で入院している子の看病のため、夜中にも様子を見に行って治療をしたり、

 

必要ならペットシーツを交換してあげたり、軽くお散歩に連れていってあげたり。

 

猫ちゃんとか時折ありますが、先生が爪切りをしてあげたりすることも多々あります。

 

動物は話せないからこそ、看護やお世話をしながら様子を見ているところもあるらしいです。

 

もう、ほんと、ありがとう獣医さん。

 

 

 

獣医さんて、結構汚れ仕事だし、過酷だし、大変だと思います。

 

 

動物が好きで

 

元気にしてあげたくて

 

でも、経済活動としてお金のやり取りだって大事なこと。

 

 

 

動物皆保険とかではないですし、

 

お金をいただいて、資金があるからこそ施せる治療もある。

 

どうしても原価のかかる治療ってありますから。

 

 

中にはもちろん、ひどい獣医もいます。

 

それは人間であっても「ヤブ医者」なんて言葉があるくらいですし、

 

どんな世界にもいます。

 

 

でも、多くが使命を背負って命と向き合ってくれているんだと思います。

 

 

 

そんな獣医さんというお仕事をしている方々と接することになること、

 

飼い主としてどこまでの費用負担ができるのかという現実に直面することがあること、

 

犬を飼うと、こんな一面もあるんですよね。