「建物は古いけど、紹介する先生は腕良いから安心して行っておいで」と言われて訪れた紹介先の病院。一抹の不安がよぎりながらも診察。
いざ、総合病院へ
先生に言われたのは…
「激痛の原因がこれかどうかはわかんないけど、個人差が色々だから痛くなることもある」と。
"うわ、微妙ー!!!"
って心の中で叫びましたわ。全然すっきりしません。
まぁとにかく卵巣嚢腫"疑い"をハッキリさせるために血液検査とMRIしましょ、ということで人生初のMRI。
心の準備をしておこうと、事前に検索しまくって出てきた情報第1位は、とにかく音がすごいってことでしたね。他子宮あたりのMRIがどんなもんなのかは他の方もたくさん書いてくれてるので、ここでは割愛します。
心の準備と違ったこと
機材によっても違うでしょうから、あくまで私が受けた時のものですが、気になったのは2つくらいですかね。
1. 思ったよりサクッと始まるじゃん!
「はい、着替えて〜」「はい、この台に寝て〜」「準備しま〜す」「始めま〜す」的な感じでドキドキする間もなかったです。笑
2. ベッドホンしないの!?
これが1番ビビりました。下腹部だったからか、これしてくれなかったのには”マジかよ!私の耳大丈夫ですかい⁉︎”と思いました。笑
ちなみに音はね、確かに色んな音がしましたよ。工事現場みたいなのとか、自分がプリンターで印刷されている紙になった気分になるような音とか。ヘッドホンしなくても確かに耐えられる程度ではありました。あとずーっと鳴っているわけじゃなくて、シーンと静まる間もあるので、次の音が鳴り出した時にビクッとしそうになったりしました。笑
結果と治療
血液検査、MRIの結果を合わせての診断で、悪性の腫瘍ではなく血が溜まってるチョコレート嚢胞だね、と。なんか美味しそうな名前ね。
この頃にはもうネットをあさりつくしていたので、"まぁそうでしょうね" な気持ち半分、"悪性腫瘍じゃなくてよかったー"な気持ち半分。
手術するほどでもないし、妊娠率うんぬん考えても様子みましょうとなったわけです。痛くなったらカロナール飲んでって。それを聞いた私は、病院いくつも回るのが面倒にもなって、卵巣嚢腫がある確定した事実がわかっただけでもう十分になっちゃったんですね。
で、今後どうすんの?ってことについて言われたのが、私にとっては衝撃でして。だってこれですよ?
「妊娠するか、ピル飲むか」
…え、今なんて言いました??ってなりましたよ。でも説明聞いたら納得。
私の場合、チョコレート嚢胞なので左の卵巣に血が溜まっている。溜まるきっかけは生理による出血(血が逆流して卵巣にいっちゃってるってこと)。じゃ、出血を起こさせないには……?
と言われれば、ああそうか、となるわけです。まぁたしかに…子どもは欲しい…です…と言った私に、食い気味で先生は「1日でも早く妊娠することだ。」
……って、そんな簡単に言わないでよ先生!
夫婦生活だって少ないのに…(これについては後日お話します笑)。ていうか、たしかに子供は欲しいけど、治療の為に妊活頑張るみたいなのも複雑じゃん。
でも、卵巣嚢腫があることによって妊娠しにくいってことも確かにあるし、じゃあピル飲んでから~なんて悠長に構えていられる年齢でもないし。
というわけで、
まずは半年、病院では卵巣嚢腫の様子も見ながら、ちょっと頑張ってみてよ、と。
こんな感じで、卵巣嚢腫に関してはひと段落です。
ちなみにその後、1ヶ月半に1度くらいのペースで生理じゃない時に痛むことが3〜4回はありました。あの日ほどの激痛ではありませんが、痛み止めを飲み、横になっていなければやっていけない感じでした。時間帯も、朝だったり、夜中痛くて目が覚めたりでした。やめてほしい。
お察しの通り、本当に卵巣嚢腫が原因の激痛だったのかは定かではないので、一応セカンドオピニオンで総合診療科にも行ってみようかなと考えています!
とにもかくにもこれが、ある意味いわゆる"妊活"となるものを今まで以上に意識するようになったきっかけの事件でした。それからの私たち夫婦の妊活?や、まさかの子宮外妊娠疑いについてのお話はまた今度。